
N寺
Description of the work
枝の表情を、そのまま景色に。
N寺にて制作した、枝垣の衝立です。
空間を仕切るためのものではありながら、
ただ遮るのではなく、景色の流れをやわらかく整えるような佇まいを目指しました。
枝ならではの繊細な線の重なりに、竹の横桟が静かなリズムを添え、
素朴でありながら、凛とした表情を生み出しています。
黒く引き締めた柱との対比によって、自然素材のあたたかみがより際立ち、
寺院の落ち着いた空気にもすっとなじむ仕上がりとなりました。
固定式の垣とは異なり、衝立として置くことで、
必要な場所に軽やかに境界をつくり、空間に品よく奥行きを与えてくれます。
庭の景色や建築の趣を損なうことなく、
控えめでありながら、確かな存在感を添える一台です。
寺院という静けさの中で、
枝の素朴な美しさを生かした、竹之助らしい衝立に仕上がりました。



















