H邸 竹造形インスタレーション制作

Description of the work

H邸 竹造形インスタレーション制作

住宅の室内空間において、竹を用いた造形作品の設計・制作・設置を行いました。

本案件では、外構としての竹垣ではなく、
室内における意匠要素としての竹の可能性を拡張し、
光・素材・構造を組み合わせたアート性の高い造形表現を採用しています。


本作品は、竹を筒状にカットし、その断面に越前和紙を貼り込むことで、
柔らかく光を透過するモジュールとして構成しています。

これらをランダム性と秩序を併せ持つ配置で組み上げることで、
見る角度や時間帯によって表情が変化する視覚効果を生み出しています。


また、内部構造には糸による張力を用い、
面としての安定感と、軽やかな浮遊感を両立させています。

均質に揃えすぎないことで、
自然素材である竹の個体差や揺らぎを活かした構成としています。


作品内に配置された金色の蜘蛛は、竹素材を用いて制作しています。
空間の中にアクセントと視線の焦点を生み、
静的な構造の中に動的な印象を付加する要素として設計しました。


本施工では、素材としての竹の機能性だけでなく、
光を扱う素材としての表現力に着目し、
住宅空間における新たな竹の使い方を提案しています。


竹之助では、竹垣に限らず、
空間に応じた造形・意匠提案を含めた竹施工を行っています。

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