
加工風景
Description of the work
命を吹き込む、竹のはじまり
The Birth of Beauty: From Bamboo Grove to Handcraft
一本一本、人の目で確かめ、手で伐り、天の恵みをそのままに受け止める素材を丁寧に集めていきます。
切り出した竹は、そのままでは使えません。
割り台に固定し、力と経験を込めてまっすぐに割り、ひと節ひと節を火で炙り、油と水分を抜いていく。
こうしてようやく、竹が「建材」や「装飾」としての顔を持ち始めます。
熱を入れた竹は、色も艶も、まるで命を得たように輝き出します。
この工程は、素材の美しさを最大限に引き出す「磨き」であり、私たちがもっとも心を込める時間でもあります。
自然と向き合い、竹と語らい、一本の素材にどれだけの時間と愛情を注げるか。
それが、竹之助のものづくりの根底にあります。
私たちの作品に宿る美しさは、見た目だけでなく、その一本が辿った「物語」から生まれています。